【庄内風芋煮】山形県の郷土料理 庄内風芋煮の作り方【豚肉/味噌仕立て】

旬の食材で作る、簡単&満足の63品 /
2021年9月10日発売【おとな料理制作室へようこそ】
絶賛発売中!→ https://amzn.to/3jy9YaM

秋といえば 山形名物 芋煮!豚肉&味噌仕立ての[庄内風芋煮]を作りました。
▼詳しいレシピ、食材のこと、日々の徒然を、noteで綴っています
https://note.com/otonaryouri
▼更新情報やお知らせはTwitterにて

一口に芋煮と言っても一つじゃない、山形/庄内地方では豚肉・味噌仕立てが定番です。
酒粕を使ったコク深い味わいは、正に米処・酒処ならではのおいしさ。酒粕と日本酒を同じ蔵元[上喜元/酒田酒造]で合わせて楽しみました。

【使った材料】

・里芋…500g〜、皮をむく
・こんにゃく… 1丁、一口大に手でちぎり熱湯で下茹でする
・ごぼう…1/2本、ささがきに
・きのこ(しめじなど)…1パック分、石づきを取ってほぐす
・豚バラ肉薄切り…200g〜、4〜5cm幅に切る
・厚揚げ… 1丁、熱湯で油抜きして切る
・長ネギ…1本、青いところまで斜め切り

・出汁…1000〜1200cc
・煮干し(使用は好みで)…5〜6本、頭と肝は除く
・酒粕…50g〜
・味噌…100g〜

①鍋に、出汁/皮をむいた里芋を入れて煮始める(沸いてきたら弱火に)
②ごぼう/こんにゃく/きのこを順々に足し、沸いたら豚バラ肉を加えて更に煮る
③肉に火が通ったら酒粕/味噌を溶き入れる
④厚揚げ/長ネギを加え、さっと煮えたら出来上がり(味見をして味噌で整える)
⑤食べながら、好きなお酒をほどよく飲む

※里芋の皮は、熱湯で3分位茹で水に取って冷ましてから、スプーンでこそげてむきました。包丁でむくより実を削らずに皮がむけます。
※酒粕はペースト状の[練り粕]を使いました。板状の[板粕]の場合は、ボウルに入れて、鍋から取った煮汁で少しずつゆるめて加えると溶け易くなります。

◆おとな料理制作室/美窪たえ◆
郷土料理をメインテーマにおいしいものを求める心を〝見える化〟するユニットとして活動しています。

本日もご視聴ありがとうございました。
私の考えるおいしいお料理とおいしいお酒をたくさんご紹介していきますので、
よろしければ是非チャンネル登録お願いします。

#山形県#郷土料理#字幕ONで解説表示

12 Comments

  1. 里芋を使った芋煮の食文化は結構あるものですね。先日群馬下仁田にツーリング行った時、芋汁なるものがある事を知りました。やはり秋の収穫で作る郷土料理だそうです。芋煮は東北地方では味噌、醤油など具材や味付けも多いそうです。

  2. 山形の芋煮というのは、地域によって作り方や材料がずいぶんと違うのですね。結局、共通なのは里芋を食材に使うことと鍋物や汁物のような料理にすることが特徴だと思います。これらの料理を自分は食べたことがありませんが、おいしいんでしょうね。自分は中部地方に住んでいます。中部地方でも里芋は取れます。里芋はそれだけを茹でて食べたり、煮物の具材として使ったりしています。山形と違うのは、鍋や汁物にはしないことです。

  3. 山形出身です。とても懐かしい料理で、秋になると今もよく作ります。同じ地域でもやはり家庭で味付けに違いがあるようで、芋を煮た後に醤油・酒・みりん・砂糖を加えてさらに煮て、最後に味噌を入れるのが実家の味でした。

  4. なんだろう‥この動画、言葉では説明しにくいんだけれど、単なる芋煮の作り方、というだけじゃなくて、音楽や淡々とした料理の仕草が‥なんというか‥しみじみとした静謐な生活感を感じさせて、引き込まれます。

  5. 母親の郷里が山形県新庄市なので内陸地方の芋煮が我が家の定番メニューですが庄内地方の芋煮も美味しそうですね。