秋が旬のおいしい【里芋の煮っころがし】

    里芋はヌルヌルして作るのが嫌な人も多いでしょう。でも、はじめに塩でもんでおくだけで下ゆではいりません。ふんわりとした旬の里芋は短時間でやわらかくなり、栄養も満点。鍋の大きさも大事なので、芋がちょうど入るくらいの大きさで煮ます。煮えたら仕上げにしっかり煮汁と絡めるのが、美味しく作るコツです。日本料理の基本でもある煮っころがしが作れたら、お子さんも男性も大喜び間違いなしです。
    撮影:中本浩平
    スタイリング:丸山かつよ

    <材料>
    里芋  500g
    水   200〜250ml(里芋の半分くらい)
    酒、みりん、しょうゆ、砂糖  各大さじ1

    <作り方>
    1.里芋はよく洗い、天地(上と下)を少し切り落として、たわしやスポンジで皮をこすって剥きます(ていねいに包丁で剥いてもいいです)。皮を剥いたらすぐ水に浸けておきます。
    2.塩でよくもんでぬめりを取ります。アクや粘りが取れます。痒くなる場合はゴム手袋をして揉みましょう。
    3.芋がちょうど並ぶ程度の大きさの鍋を使います。水と調味料を入れて火をつけます。
    4.沸いたら落としぶたをして煮ます。落しぶたがない場合はアルミホイルを切って代りにします。途中でアクを取りながら中火にして20分煮ます。煮詰まってきたら水を足しても構いません。
    5.串を刺して硬さを確認し、仕上げに鍋を回して煮汁をからめます。

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