みしまプラザホテル和食調理長が解説【栗の渋皮煮の作り方】ゆっくり丁寧に、旬の味覚をいただく秋の手仕事
みしまプラザホテル 和食調理長がご自宅でみしまプラザホテルの味をお楽しみいただけるレシピとコツをご紹介いたします。
今回は《栗の渋皮煮の作り方》です。
栗の渋皮煮は丁寧に処理をし、ゆっくり煮るだけ。
重曹の量が多かったり、火加減が強いと柔らかくなりすぎてしまいます。
ここに注意すると上手に仕上げることができますので、ぜひ挑戦してみてください。
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[ 材 料]
栗 500g
水 1500㏄
重曹 小さじ2
みつ
上白糖 200g
黒糖 40g
水 750㏄
[作り方]
①60度くらいのお湯を栗がかぶる程度入れ、1時間ほどつける。
②金串のような先の尖ったもので表面に切り込みを入れ、皮を剥くきっかけを作っていく。
③テーブルナイフを使って、切込みから皮を剥いていく。
④底の部分は硬いので、力をいれすぎて怪我をしないよう、慎重に剥
く。
⑤できるだけ渋皮煮傷をつけないよう慎重に剥く。
⑥柔らかい栗は傷んでいる可能性があるので除く。
⑦鍋に水と栗を入れ、火にかける。
⑧沸騰したら重曹を入れる。
⑨弱火にして約50分煮る。
⑩50分ほど経ったら、竹串を刺して硬さを確認する。
⑪竹串がすっと通ればOK。
⑫栗をザルにあげる。
⑬油から取り出し、ペーパーにのせ、余分な脂を落とす。
⑭表面についた重曹を落とす。
栗を新しい水に入れ、一度沸騰させる。
⑮沸騰したら栗をザルにあげる。
⑯流水にさらしながら、筋や毛羽を取る。
⑰綺麗に仕上げるため、ひとつひとつ丁寧に取り除く。
⑱水を沸騰させ、上白糖を入れ、軽く混ぜ溶かす。
⑲栗を入れ、弱火で10分くらい煮る。
⑳10分くらい経ったら、黒砂糖を塊のまま入れ、そのままゆっくり溶かす。
㉑アクを取りながら10分くらい煮る。
㉒容器に移し、粗熱を取ってから、冷蔵庫に入れ一晩置く。
㉓栗を器に盛り付け、蜜をかけたら完成。
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栗の渋皮煮は一晩置くと味がなじんで美味しくいただけます。
ぜひ味わってみてください。
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1 Comment
行平鍋に取っ手が無いので、熱い時は、それを持ち上げるのに別の道具が必要なんですね。