【本場香港の薬膳スープ】体のバランスを内から整える!2種のキノコのスープ
#薬膳 #香港薬膳スープ #スープのある暮らし #スープの道
初回は、個人的に大好きな、2種の乾燥キノコを使ったスープをご紹介します。季節を問わず、いつ飲んでも体に染みる、優しく深い味わいのスープです。
•材料
乾茶樹菇 2枚
乾猴頭菇 20g
准山 3〜4枚
南北杏 30〜40g
蜜棗 2個
陳皮 1枚
人参 2本
豚肉 200-300g
•下準備
乾燥キノコは水に浸して戻しておく。
他の材料も、水でさっと洗い、10分ほど水につけておく。
人参はひと口サイズに切る。
•手順
鍋にお湯を沸かし、豚肉を1ー2分下茹でし流水で洗う。
大鍋にすべての材料を入れる。
強火で15分、弱火で1時間45分煮込む。
最後に塩少々で味を整え出来上がり!
•効能
陳皮: 香りがよく、気を巡らせる。
准山: 胃腸の働きを良くする健脾作用に長ける。
南北杏: 南杏=甘い杏仁、北杏=苦い杏仁(毒性が強いので多用しない) 2種の割合はだいたい7:3。
蜜棗: なつめの砂糖漬け
茶樹菇: 五性は平(温めも冷やしもしない)。利尿作用があり体の余分な水分を取り去る(利尿滲濕)
,胃腸の働きを良くする(健脾)、清熱平肝(高ぶる肝の働きを鎮める)。
猴頭菇: 五性は平。胃腸を強くし消化機能を助ける、腎を補う(=免疫増強、美容、アンチエイジングなど)