栗の渋皮煮の作り方(レシピ) – How to make Kuri-no-Shibukawani(Japanese style Chestnut Compote)

    詳しいレシピはこちら→http://marron-dietrecipe.com/desert/dessert_kurisibukawani.html
    栗の渋皮煮の作り方です。栗渋皮煮は栗の渋皮を残したまま、重曹で渋のアクを抜いて甘く煮ます。時間はかかりますが、作り方は簡単です。
    How to make Kuri-no-Shibukawani(Japanese style Chestnut Compote)

    【材料】
    生栗‥‥500g
    重曹(タンサン)‥‥適量
    砂糖‥‥250g
    醤油‥‥小さじ2
    ブランデーか赤ワイン‥‥大さじ1

    【INGREDIENTS】
    500g fresh chestnuts
    250g sugar
    some baking soda
    2 tsp soy sauce
    1 tbsp of brandy or red wine

    【作り方】
    1、栗を熱湯に20分位浸ける。
    2、渋皮を傷つけないように、座(ザラザラした部分)を残して鬼皮(ツルツルした部分)をむく。
    3、鬼皮をむきながら、すぐに水を張ったボウルに入れていく。乾燥して栗が割れるのを防ぐためです。
    4、鍋に栗とかぶるくらいの水を入れる。 重曹(タンサン)を使うので、下ゆでの際は、アルミの鍋は使わないで下さい。黒ずんだり変色したりします。ホーローかステンレスの鍋を使いましょう。
    5、小さじ1の重曹を加えて火にかける。お湯から煮はじめると重曹の効果がなくなるので、必ず水から煮始めて下さい。
    6、沸騰したら火を弱め、栗が踊らないようにコトコトと10分ほど煮る。沸騰すると栗が破裂します。その間浮いてきたアクをとる。
    7、ザルに上げてゆで汁を捨てる。
    8、ボウルに入れて水洗いする。
    9、座の部分を除く。渋皮にはできるだけ傷をつけないようにします。煮ている間に煮崩れるからです。
    10、流水にさらして指の腹でやさしく渋皮の表面の筋を取り除く。(初回は取れるだけでいい。
    11、栗に入り込んでいる太い筋は竹串などを使って取り除く。(初回は取れるだけでいい。)
    12、再び鍋に栗を戻して2~3回繰り返す。(しだいに筋が取れやすくなる。)
    13、栗を鍋に戻して水をはり、2~3分間沸騰させて重曹けを抜き、ゆで汁を捨てる。
    14、この作業をもう1回繰り返す。
    15、再び鍋に栗とヒタヒタの水をはって火にかける。
    16、煮立ったら砂糖を入れる。一度に入れると栗が固くなるので、2~3回位に分けて入れる。
    17、クッキングシートをかぶせて、栗が踊らないように弱火でコトコト煮る。
    18、汁が半分くらいになったところで醤油を加えて火を止める。お好みで赤ワインかブランデーを入れると、よい香りがします。
    19、一晩置いて味をしみ込ませる。(冷蔵庫より室温の方が味がしみ込みやすい。)
    〔保存〕
    煮汁ごと容器に詰めて冷蔵庫に置けば、一週間位もちます。

    【Recipe】
    1、Soak chestnuts in hot water for 20 minutes.
    2、Peel the hard shell of chestnuts.
    3、Put them in water immediately. This is to avoid chestnut from cracking and drying.
    4、Place chestnuts and water in a pot. Let’s use a pot of stainless steel or enamel.
    5、Add 1 tsp of baking soda and over high heat.
    6、Bring to boil, simmer for 10 minutes. Occasionally skim off any foam.
    7、Drain in a sieve.
    8、To wash in a bowl.
    9、Remove the bottom of the chestnuts.
    10、Rinse chestnuts under running water and rub gently.
    11、Use a bamboo skewer and remove the thick muscles.
    12、Repeat this process two more times.
    13、Place chestnuts in a pan and pour some water. Boil for 2-3 minutes to remove the remaining baking soda. Drain in a sieve.
    14、Repeat this process one more time.
    15、Place chestnuts in a pan and pour water over them till they are just barely covered. Over high heat.
    16、Bring to boil, add sugar in two or three and cook.
    17、Lay a cooking paper in the pan and simmer for 20-30 minutes.
    18、Add soy sauce and stop the heat. Finally add brandy or wine.
    19、Put it in refrigerator. I recommend to eat next day.
    〔Storing〕
    kuri-no-shibukawani will keep for about 1 week in the refrigerator.

    マロングラッセの作り方はこちらの動画をご覧ください。
    How to make Marrons glacés (Candied Chestnuts)

    28 Comments

    1. いかにも渋皮煮でお見事です。出来上がり動画の光沢が良いですよ。
      マロンさん、昔、マロングラッセの動画ありましたよね?
      味とか皮のあるなしの違いかな?

    2. いつも温かいお言葉、ほんとうにありがとうございます。
      渋皮煮はマロングラッセに比べると、とっても簡単です。まず、渋皮を残したまま調理できます。マロングラッセの場合は渋皮も丁寧に一個一個むかなくてはなりませんので、それだけでかなりの時間とエネルギーが必要です。
      砂糖煮も、渋皮煮は砂糖を3回ほどに分けて煮るだけですが、マロングラッセは、6日間にわたって少しずつ糖度を上げながら、砂糖を煮溶かしてゆきます。
      やっぱり、マロングラッセは渋皮煮に比べると難度が高いですね。

    3. カアトさん、こんにちは!
      これは、栗の外側の固い皮をむいた後、渋皮のアクを抜いて、砂糖で煮たものです。
      とっても甘くておいしい日本の和風スイーツです。渋皮のほどよい渋みと栗の甘さがマッチして日本らしい味わいで、お茶とよくあいます。
      よかったら作ってみてください!
      マロンがマロンを作ってマロンを食べる日々(笑)日本の秋が大好きです!

    4. 秋の栗美味しそうなので、始めて作ってみました。
      砂糖少なめの渋皮煮ですが、うまーーーいです(・∀・)

    5. 栗の渋皮煮をこの前作ったんですが、とてもおいしくできました!
      時間と手間はかかりますが、必要な材料も少ないので、みなさんもぜひ作ってほしいです!

    6. 渋皮煮を作りたくて色んな方のを見ましたが、何個か見てからこの動画を見て、とっても説明が丁寧でほかの方が説明してない、割れてしまうから………。や固くならないように………。など概要欄にも作り方が詳しく載っていて一番参考になりました

    7. 色々な動画を見ましたが、一番丁寧で確実なつくりかたですねやっぱり料理は愛情ですね。
      作り手のお人柄が偲ばれます。

    8. 作ってみたくて探していたのですが
      すごくわかりやすいのでぜひ参考にさせて頂きたいと思います🥺💓
      ちなみに、16の作業で最初強火でされていますが煮立ったら
      弱火にして砂糖を加えているのですか?😳

    9. 初見ですはじめまして!
      母が栗の渋皮煮がとても好きで、作り方を探してる際にこちらを拝見させていただきました。
      初心者の私でも丁寧な説明のおかげで失敗せずに出来上がり、母がとても喜んでくれました♪
      本当にありがとうございます😊

    10. 色々見たけどマロンさんの渋皮煮が1番綺麗!!一昨年見て作りましたが初めて作ったのに綺麗に出来ました!!
      マロングラッセにも挑戦したいけど…難そう