カツオ一本釣り船24隻入港「旬の戻りガツオ275トンを水揚げ」待機して順番待ちする漁船も 豊漁続く気仙沼 宮城
生鮮カツオの水揚げ26年連続日本一を誇る気仙沼港では、一本釣り船の豊漁が続いていて20日朝は、今シーズン最も多い漁船が水揚げしました。気仙沼港には朝、金華山沖などで漁を行ってきたカツオ一本釣り船24隻が入港し旬の戻りガツオ合わせて275トンを水揚げしました。入港した漁船は今シーズン最も多く湾内で待機して順番待ちをする漁船もありました。漁場は気仙沼港から30キロほどの金華山沖で船で2時間ほどと近く、水揚げ後すぐ出漁して翌朝また水揚げする船も多いということです。第八十八福徳丸 樫原一敏漁労長:
「例年には無いくらい脂もあって食べたら美味しいと思います。気仙沼は自分たちにとって故郷みたいなものなので、毎年こうして日本一続けてくれることは嬉しいし、少しでも力になりたい」気仙沼港での生鮮カツオの水揚げ量は20日現在でおよそ2万2000トンと、不漁だった前年のおよそ8400トンの2.5倍の豊漁となっており、27年連続の日本一は確実とみられています。気仙沼漁業協同組合 臼井靖参事:
「ここに来て気仙沼に集中して水揚げされているので、このまま順調にいけば27年連続日本一になるのかなと思っています」気仙沼港へのカツオ水揚げは11月まで続く見込みです。
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