西川和尚のらくらく精進料理「干し大根の京みそ仕立て」
寒さが厳しくなると、西川和尚は畑で採れた大根をイチョウ切りにし、天日に干して「干し大根」を作っている。干し大根は常温で保存でき、日持ちする。生の大根はほとんどが水分だが、天日干しすると、うまみや栄養も凝縮され、少ない量でもカルシウムや食物繊維が豊富にとれる。
干し大根は軽く洗い、水につけて戻すのが一般的。しかし、和尚流は違う。10分ほど湯炊きする。戻した干し大根は、水っぽくならないように両手でしっかり水気を絞る。
器に盛った干し大根にかけるのは、関西ならではの白みそを使った味つけみそだ。甘い白みそにさらに砂糖を加える。とろりと滑らかになるまでよく練ってまぜる。
見た目は地味だが、コリコリした大根に甘いみそが絡み、ご飯が進む。
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朝日ってこういうスタンスだったの?