猛暑で夏野菜高騰の一方、猛暑でプラスの“秋野菜”も!狙い目は?【スーパーJチャンネル】(2024年10月1日)
食卓に欠かせないピーマンが例年の2倍の価格になっています。そんななか、お得な野菜が。猛暑がプラスに働いたというのです。
■猛暑でおトクに?秋野菜
細切りにしたピーマンをさっと油にくぐらせ、強火で炒めた中華料理の定番「チンジャオロース」。シャキシャキのピーマンが主役の人気料理です。
ところが、都内の中華料理店ではピーマンの価格高騰が長引いていることに頭を抱えています。
揚子江菜館 沈松偉さん
「ピーマンは普段より5割以上は間違いなく上がっている。中華料理はピーマンが欠かせない食材なので、もう結構、大変」
毎日、大量のピーマンを使うなか、仕入れ値が1.5倍以上に高騰しているといいます。
本来、夏野菜のピーマンは旬の夏に安くなるはずが、今年は卸売価格が7月に平年値を超えてから2カ月にわたり、高値のまま推移しています。
さらに、万能野菜である長ネギの価格も平年より2割ほど上がっています。看板メニューの酢豚などに長ネギは欠かせません。
揚子江菜館 沈松偉さん
「うちはこの長ネギを一日、1ケース以上使うので大変。今は本当に我慢するしかない。お客さんに提供するものは今まで通り。量も質も落とせない、値段も変えない」
都内のスーパーではピーマンが4個から5個入った袋で税抜き158円。平年に比べて2倍の価格だといいます。
買い物客(80代)
「ピーマンに限らず皆、高いから主婦は困る。本当に困る、家計は。野菜炒めにしたり、ピーマンの肉詰めにしたり。本当によく使う。私は好きだからピーマンが」
ピーマンの高騰が続いている訳は…。
アキダイ 秋葉弘道社長
「理由が2つ。大雨、猛暑。ピーマンは夏野菜なので暑さに強いが、ある程度、産地の温度が上がりすぎると駄目。35℃くらいを超えると花が落ちてしまう。夏野菜は花が咲いて、花が枯れて実が付く。花が落ちると実が付かない。夏の猛暑で花が付いていたのが落ちたのが、断続的にずっと影響が出ている。レンコン、サトイモ、サツマイモ、非常に調子が良い。なぜかというと、日照不足が今年はなかった。高温で太陽もバンバン降り注いで。レンコンなどは土の中や沼地にあるので光合成が非常に重要。サツマイモは暑い地方のものなので暑さにはある程度、強い。土の温度が高いことにより生育も進む。今年は非常に大きくて安い、甘い」
根菜類はこの夏の猛暑がプラスに働いたといいます。
アキダイ 秋葉弘道社長
「今シーズンはサツマイモが大当たりの年。あと、もう1つ、甘くなるのは果物。シャインマスカットは今、産地が重なってちょうどいい旬。糖度を測ると皆、高い。味覚の秋の甘くなるもの、栗、梨、ブドウは皆甘い。通常より糖度が高い。これは暑さのおかげ」
暑さでより甘みを増した秋の味覚がこれから楽しめます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
4 Comments
😋😋😋…
ままぁ🥺ピエー
給料が安すぎるのか、野菜が高すぎるのか。
インフレとトリクルダウンで物価高と賃上げを実現しようとして大成功したアベノミクスの結果がこれw
補助金欲しさに永遠に続けますか?w
ピーマンは別に欠いて良くね?🙄