特製の七草粥で温まる 1年の無病息災願い 静岡市
1月7日は1年の無病息災を願う七草の節句です。静岡市の中心街では七草粥を無料で振る舞うイベントが開かれました。
春の七草は新春の訪れを祝い、1年の無病息災を願う習わしとして、お粥に入れて1月7日に食べるとよいとされています。静岡市葵区の七間町では町名の「七」にちなんで毎年、地域の人や街を訪れる人たちに七草粥を無料で振る舞っています。2019年は地元の農家が収穫した七草のスズナとスズシロのほかに水菜、クレソン、ラディッシュなどが入った特製の七草粥約100食が振る舞われました。
「おいしい」「でもちょっと熱い」(双子の男の子)
「去年は病気してあまり良い年じゃなかったから今年は元気な年にしたい」(女性)
訪れた人たちは寒空の下、湯気が立ち上るかゆを食べて冷えた体を温めていました。