手作り”ひな祭り” お祝いレシピ・押し寿司とヨーグルトムース 羊毛フェルトでお雛様作り (23/03/01 16:30)
「たえこママ」こと料理研究家の間庭妙子さんに、ひな祭りレシピを教えてもらった。お雛様が乗った可愛い押し寿司と菱餅をイメージした3色のヨーグルトムースをつくる。
<押し寿司>(4~6人分)
・ごはん 3合・たくあん漬け 50g・甘酢しょうが 適量・錦糸卵 30g・鶏そぼろ 50g・すし酢 90ml・キュウリの漬物 50g・桜でんぶ 適量
〇ごはん3合にすし酢(90ml)をまわしかけ酢飯をつくる
〇おにぎり1個分のごはんを別にとっておく(お雛様を作るときに使用)
〇押し寿司の型になる容器にラップを敷く
〇容器に具材を重ねていく。最初は錦糸卵(30g)をふち側に。真ん中はあとで桜でんぶをトッピングするので開けておく
〇その上に酢飯(3分の1ぐらい)を均等に敷き詰める
〇そこにキュウリの漬物(50g)とたくあん漬け(50g)を均等に乗せ、さらに酢飯(残っている分の半分ぐらい)を乗せる
〇さらに鶏そぼろ。最後に酢飯(残り全部)を広げたら、両手を使ってしっかりと押す
〇平皿にひっくり返し、容器とラップを外す。最後に桜でんぶをトッピングしたら押し寿司の土台の出来上がり。
《トッピングのお雛様》
・卵 1個・のり 適量・片栗粉 小さじ1/2・うずらの卵 2個・青のり 適量・オリーブオイル 適量・カニカマ 2~3本・ゴマ 適量・塩コショウ 適量
《着物になる薄焼きたまごをつくる》
〇カニカマで女雛の衣装の模様をつくる(広げて花型などで型抜きする)
〇とき卵に片栗粉と塩コショウを入れ中火で焼く 固まる前に半分(全体の45%程度)にかたどったカニカマ、もう半分(全体の55%程度)に青のりを乗せ焼き上げる
〇体の部分には酢飯を使用。三角おにぎりの形にする(男雛を少し大きめ)
〇顔になるうずらの卵を爪楊枝を使い酢飯に刺す
〇のりで男雛の冠、女雛の髪の毛をつくる
〇カニカマで作った扇を爪楊枝で刺して、最後にゴマで目をつけたらお雛様の出来上がり
<菱餅をイメージ 3色ヨーグルトムース>(4人分)
・イチゴ 4個・牛乳 100ml・無糖ヨーグルト 200g・生クリーム 200g・イチゴジャム 大さじ2・抹茶 大さじ1/2・ゼラチン 5g・砂糖 40g・バニラエッセンス 適量・ホイップクリーム 適量
〇牛乳(100ml)と砂糖(40g)を鍋で沸騰寸前まであたためたら、水でふやかしておいたゼラチンを入れ、余熱で溶かす
〇氷水が入った容器につけて粗熱をとり、ボウルに移したら無糖ヨーグルト(200g)と生クリーム(200ml)を入れ混ぜる
〇バニラエッセンスを加え混ぜれば、ベースとなるムース生地の完成
〇3色にするため生地を3つに分け、一つには小さじ1のお湯でのばしたイチゴジャム。もう一つには小さじ1/2の水で溶いた抹茶を加えよく混ぜる。
〇ガラスの器などに、下から順に緑・白・ピンクと生地を重ね、15分ほど冷蔵庫でかため、ホイップクリームとイチゴをトッピングしたら出来上がり(一色ずつ10分ほど冷蔵庫で冷やしながら重ねていくとより綺麗に仕上がる)
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せっかくなら飾りも手作りで。教えてもらったのは、羊毛フェルトの講習や作品販売を主に行なっている福島市大町にある「絹工房おりをり」
震災後は、福島伝統の素材「絹」に着目し、糸づくりから染め・織り・商品化まで一貫して行い、技術と文化の継承に取り組んでいる。
また、カラフルな羊毛をグラム単位で販売。羊毛を使った可愛い作品も並ぶ。
◆羊毛フェルト講習も開催 1時間1000円~ ※別途材料費(500円~)
<絹工房 おりをり>
【営業時間】午前11:00~午後4:00
【定休日】火曜日・木曜日